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執筆者の写真アメリカンフットボール 福岡教育大学

「シーズンに向けて」 4年 宮川倫太朗


こんにちは。福岡教育大学アメリカンフットボール部で主将を務めております、4年の宮川倫太朗です。

今回は今シーズンに向けての思いについて述べさせていただきます。


私は今シーズン、必ず九州制覇を達成したいです。この思いは一年生のときの経験からきています。私は、当時の4年生の姿に憧れて、この人たちみたいになりたいと思い、アメリカンフットボールを始めました。本当にすごい方ばかりで、九州制覇という目標を達成するものだと思っていました。しかし、思うようなシーズンを送れずに入れ替え戦にも負けてしまい、二部リーグ降格が決まりました。泣いている先輩方を見て本当に悔しくて、卒業するまでに絶対九州制覇を達成すると誓いました。


それから本気で九州制覇をしたいと思って過ごしてきて、一昨年に1年で一部リーグに復帰し、昨シーズンは九州制覇を目標に掲げて活動しました。しかし、負けてしまって九州3位という結果に終わりました。九州制覇するために取り組んできたつもりでしたが、負けた試合では自分の無力さを痛感し、まだまだ足りないのだと思い知らされました。そして、来シーズンこそは全部勝って九州制覇を達成し、全員が笑顔で終われるようにしようと思いました。


このような思いで挑んだ今シーズンでしたが、先日の九州大学戦に負けてしまい、九州制覇は絶望的な状況になってしまいました。今シーズンはコロナウイルスの影響で、部員には本当に色々な要求をしましたし、どんなに厳しい状況でも九州制覇のためにそれぞれがなんとか前を向いて取り組んできてくれました。その中で負けてしまったのは本当に悔しかったし、チームを勝たせてあげられなくて申し訳なかったです。


しかし、どんなに落ち込んでいても次の試合はやってきます。綺麗事かもしれませんが、上手くいかなかったときにどんな行動するかによって、その人やチームの価値が決まると思います。僕は一年生のときから一緒に過ごしてきた信頼できる同期や、必死についてきくれて僕たちと一緒にアメフトに懸けてくれている後輩たちがいるこのチームが大好きです。だからこそ、このまま終わるのではなく次の試合で勝ってこのチームの価値を示したいです。もう一度全員で一つになって残りの試合で勝利を目指して取り組んでいきます。 そして、このシーズンが終わったときにはLIONSの歴史に残るようなチームにしていきたいです。


また、アメフトができているということが当たり前ではなく、様々な方の支えのおかげだということに感謝してプレーします。全員が最後まで諦めず、勝利は絶対に譲らないという覚悟を持って、全力で戦い抜きますので、これからも応援をよろしくお願いいたします。


拙い文章になりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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