最終戦に向けて 4年宮川倫太朗

こんにちは。

福岡教育大学アメリカンフットボール部で主将を務めています。4年の宮川倫太朗です。今回は最終戦への思いについて、これまでを振り返りながら書かせていただきます。

まず、今シーズンは本当に難しいシーズンでした。勧誘活動も練習も様々な制限の中で行わなければならず、試合や合同練習もコロナウイルスの影響で中止や延期が続きました。しかし、自分たちの置かれた状況で何ができるのかを考え、目標である九州制覇に向けて一人一人が前を向いて取り組んできました。練習量は歴代のチームと比べると少ないですが、自分たちの力ではどうにもならないことをなんとか前向きに頑張ってきた、ここまでの心の強さを持ったチームはLIONSの歴史の中でもないのではないかと思います。

また、私は今のこのチームが大好きです。1年生はコロナウイルスの影響でアメフトを十分に経験させてあげることはできていませんが、少しでもアメフトが上手くなりたい、チームの勝利に貢献したいと一生懸命取り組んでくれています。私たちのいる間に少しでも知ってることや持ってるものを残していきたいです。

2年生は本当に一人一人が強くなりたい、上手くなりたいという思いを持っていて、増量やウエイトトレーニングでも私たちが1.2年生の頃とは比べものにならないくらい頑張っています。今シーズンは試合に出ることも多くなり、上手くいかないこともある中でどうすれば良いか考え、活躍してやろうという気持ちをとても感じます。これだけ考えて頑張っている2年生が少しでも自分の力を発揮して試合で活躍できるように色々な面でサポートしていきたいです。

3年生は後輩たちの中では一番多くの時間を一緒に過ごしてきて、私はキャプテンとしても本当に支えられました。今年から上級生になり、チームのことを考えて行動してくれているのが分かりますし、プレーでも後輩たちを引っ張ってくれます。この3年生の協力なしでは今シーズンここまでやってこれなかったと思います。そんなチームのために取り組む3年生の姿を見て、私自身もっと頑張ろう、この後輩たちと笑顔で終われるように全力を尽くそうと思えました。

4年生は一人一人が、自分にはないものを持っていて本当に尊敬していますし、この同期と出会えて良かったと思っています。

こんな素晴らしい仲間とこのチームでプレーできるのもあと1試合になります。九州制覇という目標は叶いませんでしたし、思うようなシーズンを送ることはできませんでした。自分自身、キャプテンとして上手くチームをまとめることができたとは言えないかもしれません。しかし、ついてきてくれた仲間のためにも、このチームで最終戦に勝って、全員がアメフトが楽しかったと笑顔で終われることができるように全力を尽くします。そして、みんなで写真を撮れたら幸せです。

最後に、様々な方の支えのおかげでアメリカンフットボールができているということを忘れず、感謝してプレーしたいと思います。最終戦で勝つために全員が必死に取り組みますので、応援よろしくお願いいたします。

拙い文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。